絵柄変遷年表やってみた+振り返り
※この記事は未完成です。随時文章を追加していく予定です。
→あまりに間が空きすぎてしまい、若干描き方が変わってしまったため中途半端ですがおしまいにします。
続きです。今回は色塗り~完成まで。(前編はこちら)
前回以上に適当さとフィーリングつよつよです。
④塗り
この工程ではこれまで「取り敢えず」とか「一旦」でやってた所をしっかり形にしていきます。
めちゃくちゃ面倒くさい工程ですが、ちゃんとできたら楽しいですね。
めちゃくちゃ面倒くさいですが。
まずは③(前編参照)で置いた色をバケツなり何なりで部位ごとに塗りつぶします。
…なんでこんなことをするかと言うと、③では塗る時にレイヤー分けをしていない且つはみ出しまくっているからです。
なら最初からちゃんとはみ出さずに塗ったらええやないか!って話なんですが、線画を描き直す場合があるため綺麗に塗るのはやるだけ無駄なのでやりません。
バケツ、便利なんですけど端っこがジャギジャギするのが嫌なのでその辺は柔らかいペンでカバーしてます。
下にくるパーツから塗っていくのですが、どうせ隠れる部分は塗り残してしまわないようにはみ出しまくりです。
こんなふうに…
塗る順番は殆どの場合肌からです。
今回、肌→髪→服→目の順で塗ろうと思ってたんですがいい加減本文作業に移りたかったので、服と目の塗る順番を変えました。
塗りで使うペンはこれだけで塗る筆が圧倒的に多いです。なじませたい時とかぼかしたい時とかにもよく使います。
次に多いのは魔王厚塗りブラシです。こっちはあまりぼかさずに塗りたい時に使っていて、髪の毛とか塗る時に重宝してます。
あとはガッシュ(デフォルト)も目や服の塗りで使います。描き味が好きすぎる。他は必要に応じてよさげなやつを使ったりします。
大体どこのパーツもベース→濃い色と明るい色を追加していくのと、ベースの色は濃いめにするのは共通しています。ベースの色が薄いと気合いが入らないので。
クリスタ使い始めの頃はSAIの筆ブラシみたいなやつないかめっちゃ探しました。(結論駄目でした)
SAIの筆ツール、唯一無二すぎる。
色調補正もよくやりますが明確な基準とかはなく、イメージに近かったりいい感じになったらヨシ‼︎にしています。(要は適当)
レイヤー効果も毎回コレ!みたいなのは無くて、使ってみていい感じだったらOK。何色使うとかも決めてません。
乗算とスクリーンばっか使ってます。
レイヤー分けですが、管理が苦手なのでこのレイヤーはここ!みたいに分けるのではなく塗る度に増えていきます。
…つまり一箇所しか塗らなかったり、線一本しか入れないところでも新規レイヤーばんばん追加していくので最終的に200枚くらいになります。
(参考までに、肌の塗りだけでこのぐらいあります…しかもこれで全部ではないっていう)
現時点でレイヤー数えてみたら180枚ぐらいありました^^^^
塗りであまりにも挫折しやすいので、シルエットからとか色々やってみたりしたんですがなかなか上手くいかず。
なんかいい方法ないかなぁといつも悩んでますね。
【肌】
大まかな流れとしてはベース→影→明るいところの順です。最後にトーンカーブで調整して、いい感じの色にしていきます。
ちょっと前まで「顔にガッと影を落として鼻だけ光入れる」みたいなやつが流行りっぽかったので一時期やってましたが、絶妙に肌色が汚くなるのでやめました。
(にじそうさくの表紙とか正にそれです)
…ちなみにあんまりないですが、2人以上描く時は肌色にはなるべく気をつけています。
あと影色はなるべく暖色系にしています。
最後にトーンカーブ調整していい感じにしてます。
【髪】
髪で迷宮入りして挫折してしまうことが多い。
髪はベースを塗ったら流れを決めないと泣くことが今回分かりました。気づくのが遅すぎる。
髪の毛は一番色遊びしてる部分ですね。
クロエのツノを塗る時いつも迷います…流れとか一切考えずにデザインしたので。
バケツ塗りだとその辺考えずにばしゃ〜っと塗ればいいだけなんですが、代わりに線画を綺麗に描かねばならなくなるんですよね。
【目】
目は白目・黒目・睫毛でフォルダも分けています。
クロエの目の色は青・緑・黄で構成されてるので、青をベースにして緑→黄の順で塗ります。まず白目フォルダの一番上に一枚のレイヤーに青緑黄を塗ってぼかしたやつを置きます。
ここから薄い色と濃い色を足していって、色調補正+トーンカーブで色を調整
更に薄い色と濃い色を足して、再度トーンカーブで調整。ここでスクリーンやら加算やら使っていい感じにしていきます。
スクリーンとか加算を使うんですが、青とも緑とも違う色にしてみたりすると面白いのでよくやっています。
レイヤー効果によっては予想外な色になったり、そういう工夫を楽しめるのもデジタルのいいところですね。
黄色の部分が瞳孔にあたる部分ですので塩梅がちょっと難しいです。大きすぎても小さすぎてもダメですし濃すぎても薄すぎてもダメ。
瞳孔でもあるんですけどある意味ハイライトにもなりうるというか…ちょっとどっちつかずなんですが、良い感じに塗れたらヨシ!!(結論)
目はガッシュ使うことが多いんですけど、
このガシガシした感じの描き味がめっちゃ好きです。
【ハイライト】
髪と目に入れるハイライトですが本当〜〜〜〜にめっちゃ適当です。気をつけてることといえば色をベースと似た系統にしないことですかね。
例えばクロエの髪はピンクですがピンク系の色にするのではなく青とか黄色にしてみたりとか。紫は(ピンクと)近いと言えば近いですが、ちゃんと線引きできるぐらいにカラーサークル調整します。その辺りで適当に遊ぶのも楽しいです。
あと複数箇所入れてます。(数は決めてない)
…髪のハイライト、単体表示したら想像以上に適当だった。
たまに見かける、ハイライトに濃い色が使われてるイラストとかああいうのも真似してみたいですね~~
【服】
服もこれまでのパーツと同じく、ベースに明るい色や濃い色を足していく感じです。
今回のイラストを経て、形や服の素材をしっかり決めていないと塗りにくいことに気づきました。気づくのが遅い。遅すぎる。
上半身は胸の凹凸とかがあるので塗りやすかったですが、肝心なのは下半身のスカートみたいな布です。
こいつのせいでなかなか進まなくて挫折しかけました。おのれ。
あと手袋にもガッシュ使ってます。
一旦以上です!続きはまた後日!!!
以上、終わり!!